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vivi

東日本大震災が発生した、2011年その年の7月18日の夕刻に、福島原発地域内で保護されたルジェとビビは福岡にやって来ました。

お世辞にも可愛いとは言い難い風貌で、どちらとも見事なくらい汚れてはいましたが、ルジェに至っては骨格標本が頭から尻尾まで下痢まみれという有様で。

もうすぐ彼らも我が家に来て3年目に入ります。

今回は「ビビ」のこと。

vivi

当初は画像の通り、姿勢は常に低く、目を合わせず、私のことは何かされるかもしれないと存在は気にしていても、私自体のことは彼は全く見てくれていませんでした。

私の日常の動作で手足が上がれば悲鳴を上げ、津波発生時刻付近になればパニックになることもしばしばで、いつも夢ではうなされ、ハッとしておきれば、恐ろしい顔でガウッと宙を噛む仕草をし、
いつも、彼が見ているのは相棒のルジェだけ、、、そんな日々が続きました。

東日本大震災と震災以前に長年受けてきただろう彼への虐待は、ビビを苦しめました。

vivi

人間が嫌い。

人間が怖い。

一日中、きゅっと口を結び、常に緊張している。

ラブラドール・レトリバー、世間一般では、天真爛漫で人懐こいイメージの犬ですよね、そんなラブ、、、がです、ラブがニコリともしない。

・・・そんな犬でした。

「ビビ、大丈夫×2」何度口にしたか分からない当時の私の台詞です。




ビビの気持ちを待つことにしました。

視線の先が少しでも私に向いていると感じたときは必ず「ビビ」と名前を呼ぶようにしました。

何かにつけて出来たことがあると、ありがとうと言う事にしました。例えば御飯を食べたら、「ビビ美味しかった」の後に視線が合えば、「ビビありがとう」と言うようにしました。

それから、「ビビは可愛い×2」を言いまくりました。りーたんの口癖をパクリました。

ビビは、当初私より、りーたんの方に心を許していました。

そんな、しつこい親子の言葉攻めの攻撃を毎日喰らい、気がつけばビビも何となく笑顔を見せるようになり、

徐々に気持ちを寄せ始め、そして現在のビビがあります。

vivi

「ビビ、つかまえた!!」

とんでもないこと、りーたんがしでかしました。

こんな長い棒で、しかも上から、、、悲鳴を上げると予想していた私でしたが、ビビは全く動じませんでした。寧ろ、ニコニコして歩き始めました。
りーたんの存在は、この人は僕の信頼できる人だと決めているからでしょう。

当初、スタッフさんとビビの顔がやわらかい顔立ちだった為、勝手に「ビビはぽや~っとしてそう」と決め付けていましたが、預かって一年が過ぎたあたりから、実はビビは非常に賢いと私は読んでいます。

判断力、洞察力、観察力、言葉の理解、関係性の理解、、、、どの面においても、私が今まで見てきた犬の中で1、2を争うであろう頭の良さを持っています。

ということは、きっと彼は、今まで自分が受けてきたこと全てを理解しているはずです。

だから、尚更きつい半生だったと思います。

vivi

ボールを追いかけたり、

キレ走りをしてみたり、

ふざけてみたり、

それは嫌だと意思表示してみたり、、、、犬なしくなったなぁ~と感心している頃、


こよなく好きな私(自分で言っちゃいますが)を試そうとする場面が幾つかありました。

本当にこの人は何があっても僕のことを見てくれるのか?僕のことを愛してくれるのか?

試されてるなぁ~と思ったことがあります。



去勢手術のあと、いつも絶対しない行動をしました。

車のシートのカバーを「こんちきしょー」な勢いでビリビリに目の前で引き千切り始めました。

「うんうん、分かった×2」とほっときました。

それでも気が済まなかった彼。

この日たまたま休みだった旦那がビビを車から降ろそうとしたところ、噛もうとしました。

ダックスを先に車から家に連れて帰っていた私がバトンタッチしてビビの元へ行きました。

しょーがないか、噛まれても、出来たら左手にして欲しいなぁ、、そう思ってました、正直。

「どーしたの?ビビ?」あっさり抱っこされて降りてきました。

私が来るのを待っていて、私がどう対応するのか、試してたはずです。

この時期、私の事を信用はしていても、信頼はしてなかったのかもしれません。



それから、しばらくして、夢でうなされていてパニックになり、起きた時にガウッとした時に(本犬分かっていません)たまたま、りーたんが側におり、りーたんの額に歯が当たってしまい流血しました。

血が流れてきたショックで号泣する娘を見て、ハッと我に返り、とんでもないことをしてしまったと尋常じゃなくオロオロしたビビ。

しきりに私の顔を見てきました。

、、、勿論一切怒りませんでした。

故意でやっていないこと、本犬が一番よく理解していると私は判断しました。だから、あえて怒りませんでした。

自分の大好きな人を傷つけてしまったショックと、

私から叩かれるんじゃないか?蹴られるんじゃないか?

そうビビは思ったはずです。

私を見るビビの目が、私の行動が次にどう出るのか?伺うような瞳に変わってきました。

きっと、この時も私を試していたはずです。

「ビビ、大丈夫×2」


vivi

それ以来、ビビが駆け引きをすることは、一切なくなりました。

今は、私もビビは心から私の事を信頼してくれていると感じています。

ふとした拍子に私の手足が当たっても、「あ、ごめん」とあっさり言える関係になりました。

毎晩一緒に寝るようになって、夜は夢でうなされることはなくなりました。



保護犬と向き合うことは、

子育て同様、私にとってこれとない良き時間と経験を持たせてもらっている。

そして、りーたんの心の糧にも確実になっていることに、とても感謝しています。


ビビ、私は君は世界一素晴らしいラブラドールだと本気で思っている!!




ps、
流石!!私の子供、、、りーたんは額から流血事件で、
「ビビがごめんって言ってるよ」と言っても泣き止まなかったので、
「じゃあ、ビビがどっかに行ってもいいの?」
と言ったら、余計に号泣し
「ビビが好き~~、ビビがどっかに行ったらダメ~~」
とさらに鼻垂らして号泣しました。












東日本大震災・被災犬「ルジェ&ビビ」の里親募集


私もメンバーです。
「フラット・コーテッド・レトリバーの単犬種保護団体」です。(ルジェ&ビビ預かり)

fcr
http://fcrlovers.web.fc2.com/


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2013.06.29 / Top↑
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