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薄れていく人の関心・・・

東北地方太平洋沖地震発生から、1年4ヶ月。






昨年の7月18日。

陽が傾きかけても、まだ蝉が忙しなく鳴く暑い夕方に、ルジェ&ビビは福岡にやってきました。

早いもので、2匹を預かって、早1年の月日が経ちました。



搬送中も嘔吐下痢が止まらなかったルジェは、頭から身体まで汚れきっていて、

その傍らに座るビビもルジェの汚物で、勿論同じくグレーの毛色になっていて、

汚れきった身体に、ごつごつのアバラ、そこそこ強烈な異臭の2匹。



そして、姿勢を常に低く低くとり、一定の距離から近寄ろうとせず、視線を合わせようとしないビビに、

下痢と嘔吐が止まらず、ふらふらと耳を振り続け、直ぐに座り込むルジェ。

状況は聞いていたものの、そこそこ大変な2匹が来たと、この日は思いました。



翌朝一番で病院に行き、ルジェは入院しました。

現在27キロ、当時は19キロ台でした。

酷く痩せていて、両耳の内耳もつぶれ、頬には穴が4箇所も貫通していて、下痢に嘔吐。

このまま死んでしまうんじゃないかと、ふと思ってしまったりもしました。

ビビも当時は23キロ。現在30キロ。

ルジェ程ではないにしろ痩せてはいましたが、身体の問題より、心の問題を抱えていて、

何でもないことに悲鳴を一日何十回もあげられ、寝てもうなされ、目も合わせようともせず、

この子の笑う顔が見れる日が来ることがあるんだろうか、と思いました。



被災の恐怖、人間不信、目まぐるしく変わる環境、ルジェの入院。

ビビが、この広い世界で唯一信頼しているルジェが入院していない3日間は、どんなに不安だっただろう。

動物病院の帰り道、何度も立ち止まり振り返り、ルジェを探して動こうとしないビビ。

どうしても離せない2匹がいる・・・ということを、この時、本当に実感し、

多少大変なこともあるかもしれないけれど、2匹の絆の深さを目の当たりにし、

ルジェ&ビビの預かりの白羽の矢が、我が家に当たったことが、漠然と何か特別な縁があるように感じたことを覚えています。




入院中のルジェに、かかさず面会に行きました。

一日でも早く慣れてもらおうと、一日でも早く家に帰られるようにと。

たった前日の短時間の中で、彼は私をしっかりと覚えてくれていて、ステンレスのゲージが音が鳴り響く程に尻尾を振り続けて、嬉しそうに耳を倒して、笑顔で迎えてくれました。

ルジェは非常に頭の良い子です。

そして、誰よりも優しい子です。

体調が悪い自分より、きっと私を気使ってくれたんではないかと、今でも思います。



「もう大丈夫、何があっても守ってあげるから」

と、2匹には、この日から約束してあります。






この一年で、

共に過ごし、共に笑い、時に悩み、、、、

彼らより変わったのは、私かもしれません。

空を見上げる回数が随分と増えたような気がします。

絵画のような入道雲、青が眩しい夏の空、

澄み渡るような秋の空、

高く遠く感じる、冬の訪れを知らせる寒い空、

薄曇りの桜の蕾を映し出す春の空、

見上げてみれば空がある。

ルジェ&ビビが育った、福島の空に繋がっている。


上を向いて歩いていくこと。

明日を信じて歩いていくこと。

この小さな命の2匹から、改めて教わったような気がします。

rujye
bibi





~多くの命が消えた中で、生き抜いてくれて本当に有難う~

ルジェ&ビビに愛を込めて。










私もメンバーです。
「フラット・コーテッド・レトリバーの単犬種保護団体」です。(ルジェ&ビビ預かり)

fcr
http://fcrlovers.web.fc2.com/






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2012.07.20 / Top↑
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